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【1.6L NA市販エンジンでリッターあたり100馬力超、大衆車ベース高性能ハッチバック】VTECスポーツの金字塔、ホンダ「EG/EKシビック」の功績

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たとえば、93年(JTC時代)には、EG型シビックをベースに、プライベーターのムーンクラフトが製作したレーシングカー「ジャックス・シビック」がシリーズチャンピオンを獲得(1600cc以下の最小排気量クラス)。また、94年以降(JTCC時代)は、4ドアセダンに限定された新しい車両規定により、シビック フェリオをベースとしたレーシングマシンが活躍。有名レーシングドライバーの土屋圭市氏が駆った「アドバン・シビック」などが有名だ。

シビック タイプRに搭載された名機B16B型エンジン(写真:本田技研工業)

ほかにも、EG型シビックでは、米ハリウッドのカーアクション映画『ワイルドスピード』の第1作目(01年公開)で、93年発売の「シビック クーペ(EJ1型)」が活躍したことでも知られる。

劇中では、ブラックのボディにエアロキットを身にまとったチューニング車が、主人公「ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)」率いる強盗団の車両として起用された。低い車体を活かし、襲撃から逃げる走行中の大型トラックの下を、シビック クーペで潜り抜けるアクションが大きな話題となった。この映画により、当時はすでに生産終了となっていたEG型やEK型シビックの人気が再燃。今でも世界中にファンを持つ伝説の名車となるに至ったのだ。

現在まで続く、タイプRの系譜

現行モデルのシビック タイプR(写真:本田技研工業)

かつて、ホンダのスポーツモデルの代表格だったタイプRは、以前はNSXやインテグラなどにも設定があった。だが、現在設定されているのはシビック タイプRのみ。つまり、ホンダが誇るピュアスポーツは、今ではこの1台だけになったといえる。

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【現在まで続く、シビック タイプRの系譜】

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