年末年始に家族を守る「ネットリテラシー4選」 空き巣・フィッシング詐欺・ネット依存・高額課金にご用心
自宅が特定できるような情報、留守の期間などについては決して公開しないこと。帰省や旅行などの投稿はリアルタイムではなく、帰宅後にまとめて投稿するのがおすすめだ。信頼できる友人・知人にのみ公開するなど、公開範囲を限定することも検討するといいだろう。
宅配業者、ECサイトを騙る詐欺
先日、警視庁が年末年始には特殊詐欺が急増するとしてイベントを実施。例年、年末年始は、宅配業者や大手企業、地方自治体等を名乗ったなりすましメールやSMSなどを使ったフィッシング詐欺が急増する時期だ。
クリスマスやお歳暮、福袋等のショッピング需要が増え、それに伴って宅配便需要もピークを迎える。それに紛れて、不在通知、再配達依頼、追跡リンク、不正購入やカードの期限切れ等の警告通知を騙った詐欺メッセージがくることがあるのだ。
その他、ECサイトを騙るアカウント凍結連絡、税金や利用料金の支払いを求めるメッセージ、銀行やクレジットカード会社からのセキュリティ対応を求める連絡等を見かけた人も多いだろう。
詐欺メールやSMSは、「緊急」「アカウントがロックされました」「期限は本日中です」等と、緊急性を強調してわれわれを焦らせようとすることが多い。「銀行口座が不正利用されています」「未納料金が発生しています」「法的措置をとる」などと脅し、不安を煽ってくるものも多い。いずれも、冷静な判断をできなくさせようとする手口だ。
そのようなメールやSMS等のURLは、決してタップしないこと。不正アプリやファイルをインストールしてしまったり、フィッシング詐欺に誘導されて個人情報を詐取されてしまうことがある。
必ず、公式サイトや公式アプリを使って確認、追跡、再配達依頼などをすることが重要だ。心配な場合は、公式サイトで詐欺等の警告が出ていないか確認したり、サポート窓口に確認をとったりするようにしてほしい。


















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