そもそも、どんなイベントなのか?そう質問された時に人に説明するのはなかなか難しい。
・「女子鉄」というタイトルからして男性は入れないのか?
・年齢が高めだが参加していいのか?
・鉄道の知識がそんなにないが楽しめるだろうか?
全部、大丈夫です!
まず、知識を披露するようなイベントではない。
一方的に教えるイベントにはしない
私が一番気をつけているのが、ただただ、女性に一方的に「教える」という形になることだ。もちろんそういう形式でのイベントがあってもいいし、講座だったらそうであろう。私も詳しい方に教わりたいことはたくさんある。
しかし、今回私がやりたいのはそれではない。「私はこういう理由で鉄道が好きだ」とか、「こんな風な鉄道の楽しみ方もある」ということを、きちんと自分の言葉で語りたい。お客さんにはそれを楽しんでほしい。そしてこのコンセプトに賛同してもらえる女性にも出演してもらいたい。
そこで声をかけたのが同じく「東洋経済オンライン」で連載している蜂谷あす美さんと、「デイリーポータルZ」でも人気のライター、乙幡啓子さんだった。
蜂谷さんは大学生の頃に知り合い、その時から鉄道に対して一家言ある人だなあ、と感心していた。イベント出演や人前で話すのは初めてということだったが、彼女なら大丈夫だろうと思った。
乙幡さんとはちょうど私が鉄道好きになった後に知り合い、他の工作イベントなどで共演したりなど、むしろ鉄道以外のことで会うことが多かった。ウマが合うこともあり、ぜひこのイベントに出て欲しかった。
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