掃除機や水はNG?知っておきたい「餅を詰まらせたとき」の対処法とNG行為――交通事故より多い窒息死。2月に食べる縁起物も実は盲点

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窒息の最もわかりやすいサインは、首元に手を当てるような、喉をつかむような動作。これは“チョークサイン”と呼ばれ、世界共通の窒息のサインといわれている(下のイラスト参照)。

食事中に突然声が出なくなる、急に動きが止まるといった異変にも注意が必要だという。

チョークサイン(イラスト:無印かげひと/ PIXTA)

さらに恐ろしいのは、窒息が起きてから心停止するまでのスピードだ。

窒息が起こるとわずか5分で心停止に至ることもあり、救急車を待っているだけでは間に合わないケースも多く存在する。

総務省消防庁の発表によると、2024年度の救急車現場到着時間の全国平均は約10分。到着して救急隊員が処置を開始するまでの時間も考えると、到底間に合わない。

つまり、救急要請するだけでよいのではなく、周囲の初期対応こそがとても重要となる。

窒息が疑われたときの対処法

五十嵐さんが推奨する、家庭での応急手当は次の通りだ。

①咳をさせる

喉にものが詰まったか、声が出るかを確認し、窒息が疑われた場合、まず咳をさせて異物の排出を試みる。声が出ない、咳ができない、咳をしても取れない場合は直ちに②へ。

②大声で助けを呼び、119番通報

スマホはスピーカーモードにし、通報と処置を並行するとよい。

③背部叩打(こうだ)法(5回)

肩甲骨の間を手のひらの付け根の部分で力強く叩き、異物を吐き出させる。

④腹部突き上げ法(5回)

背部叩打法で改善しない場合に実施。背後から手を回し、握りこぶしでみぞおち下から手前上方に向けて圧迫するように突き上げる。※妊婦、1歳未満の子どもには行わないこと。

⑤反応がなくなったら胸骨圧迫(心臓マッサージ)

意識がなくなった場合は、ためらわずに胸骨圧迫を開始する。

詳しくは政府広報オンラインの「餅による窒息に要注意!喉に詰まったときの応急手当は?」 を参照するとよいそうだ。

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