ポイント投資・運用はお得?"損しない"賢い使い方 ポイ活は緩く考えてちょうどいい
ただし、現金とは違い、お金が減るのが実感しづらいので、つい使いすぎてしまう不安もあります。使いすぎを防ぐためには、例えばあらかじめ毎月決まった金額だけを先にチャージして、それ以上は使わないように工夫したり、使った金額をこまめに確認したりするなどで対策できます。
また、クーポンに関しては、使うことが目的にならないようにしたいですね。「せっかくクーポンが出ているから、使わないともったいない!」と思うかもしれませんが、本当に欲しいわけではないものを買うのは本末転倒です。
ポイ活が流行っているけど、本当に効果的?
今や、普段の買い物でキャッシュレス決済をするだけで、ポイントがもらえる時代です。それを貯めて使う「ポイ活」という言葉が定着するほど、ポイントを貯める動きが広がっています。
ポイントがもらえると嬉しいですが、一方で「企業は損していないの?」と心配になるかもしれません。そこは当然ながら、企業はあらかじめポイント発行の予算を組んでいて、経済合理性を考慮した上で行っているので問題ないはずです。
そもそも、なぜポイントを発行するのか考えてみましょう。それは、ユーザーを獲得するためです。あるいは購買頻度を増やすための販売促進策でもあります。言い換えれば、先行投資という位置づけですね。それだけ顧客獲得合戦が激しいという背景もあります。
とはいえ、この予算がずっとあるわけではないので、過剰なポイント発行のペースは続かないと考えておくべきです。将来的には、ポイント付与率が下がったり、特典が縮小したり、もしかしたら付与されなくなるかもしれません。ポイントをもらう側の私たちも、その可能性を頭の片隅に置いておく必要はあるでしょう。
ポイ活の1つとして、ポイントを増やす「ポイント運用」や「ポイント投資」も人気です。たとえ運用額が目減りしても、「手元のお金を使ったわけではないから」と気楽に構えられるという理由もあるでしょう。


















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