会社四季報「新春号先取り」5万円時代に勝ち続ける株。来期は鉄鋼・輸送用機器などが大幅回復へ

企業業績がカギを握る
今年の株式市場はほぼ上り調子だった。日経平均株価は、4月の「トランプ関税ショック」を底値に上昇、10月27日には終値ベースで5万0512円と、史上初めて5万円台に突入した。ただ足元は過熱感が台頭し、一進一退の状況が続く。来年、2026年の株式市場はどうなるか? そのカギを握るのが企業業績だ。
12月17日発売の『会社四季報』26年1集新春号。その最新集計によると、全上場企業の今期純利益は2.6%の増益となる見通しだ。3カ月前の四季報秋号では4.3%の減益予想だったので、大きく反転した形となっている。
さらに来期の純利益も7.7%増と、増益を見込む。今期不振だった輸送用機器や鉄鋼が回復。会社計画より四季報予想が強気の企業も3割強と、高い水準にある。




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら