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226個のブロックは神戸へ、建物は淡路島へ──万博パビリオンが挑んだ「解体なき未来」の現在地

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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大阪万博の大屋根リングは200mを残す案が提案されている(筆者撮影)
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2025年10月13日に閉幕した大阪・関西万博。連日にぎわった各パビリオンの解体作業が進む。ただ、建物や展示物を別の場所で使う動きもある。万博のテーマだった「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を、閉幕後も実践する試みだ。

パビリオンが残すものは建材だけではない。来場者の意識を変える仕組みがある。異分野の人をつなぐコミュニティもできた。未来技術への布石も打った。万博は、モノとコトの両面で社会に働きかけた。

大阪府が公開した「夢洲第2期区域マスタープランVer.2.0(案)」では、大屋根リングの一部(約200m)を保存する案がある。万博のシンボルだ。静けさの森も使う方向だ。民間パビリオンの多くは解体される。ただ、博覧会協会は「リユースマッチング」で建材や展示物の再利用を希望する団体を募っている。

ルクセンブルク、コンクリートブロック226個が神戸へ

大規模な建材リユースを実現したのがルクセンブルクパビリオンだ。基礎部分のコンクリートブロック最大226個が、兵庫県のネスタリゾート神戸に移る。

ルクセンブルクパビリオンはコンクリート製の基礎ブロックから屋根材のテント幕までリユースする(筆者撮影)

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【「次の資材リユースを考えて」設計されたパビリオン】

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