SNSで"首斬り"の投稿をした中国総領事に岸田元総理「外交官として極めて不適切」と指摘するも…日中関係のさらなる悪化には慎重な姿勢

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——高市総理の「存立危機事態」発言の余波が拡大しています。

「従来の政府見解は変わりません」というのは再三強調されています。存立危機事態に該当するかどうかは、個別具体的な事案に即して、そのときの政府があらゆる情報や状況を判断したうえで総合的に判断する、というのが政府の基本的な答弁だったわけです。それを維持しているんだということを繰り返し説明することが大事なのではないかと思っています。

——一方で、中国の外交官がSNSで過激な投稿をしたことに、与野党から厳しい声が相次いでいます。今回の一件は、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に該当すると思いますか。

外交官としては極めて不適切な発言だと思います。日本は強く申し入れをしていると思いますが、これからもしていかなければならなりません。言うべきことは言わなきゃいけないのですが、全体として事態をエスカレートさせることは、両国とも慎重でなければならないんじゃないかと思います。

動画ではこのほか「国民民主党の連立」や「解散総選挙のタイミング」などについても聞いています。
(前編)
(後編)
青山 和弘 政治ジャーナリスト、青山学院大学客員研究員

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あおやま かずひろ / Kazuhiro Aoyama

元日本テレビ政治部次長兼解説委員。1992年日本テレビ入社。1994年に政治部に異動し、以来羽田政権から石破政権まで16の政権を取材。野党キャップ、自民党キャップ、ワシントン支局長を歴任し、国会官邸キャップを2度6年にわたり務める。与野党、省庁を問わない幅広い人脈を持ち、分かりやすい解説には定評がある。2021年に独立し、メディア出演、記事執筆など精力的に活動している。HP:青山和弘オフィシャルウェブサイト

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