ゴールドマン・サックスが日本事業買収の「バーガーキング」 炎上スレスレだった《マクドナルド煽り》戦略が今後、激化していくワケ
バーガーキングの広告の事例を見てみよう。
有名な事例としては、20年にマクドナルドが秋葉原にある店舗をビルの建て替えで閉店した際に、近隣のバーガーキングが店舗の前に掲示したポスターがある。
そこには、バーガーキングの店員がお辞儀をするイラストともに、下記のようなメッセージが書かれていた。
22年間たくさんのハッピーをありがとう。私たちの2軒隣のマクドナルドさんが今日で最終日を迎えます。
たがいに良きライバルとして、アキバを愛する仲間として
ちかくにいたからこそ、私たちも頑張ることができました。マクドナルドさん
のいないこれからを思うと寂しさでいっぱいです。どうかみなさん、
勝手なお願いですが、今日は彼のところに行ってください。ずっと背中を追い続けた
チャレンジャーの私たちから、スマイルを込めて。お疲れさまでした。
これに対して、SNSではライバルに対して謙虚なメッセージを送るバーガーキングの称賛の声が起きたが、1列目を縦読みすると「私たちの勝チ」となっていることから、再度SNSで“ネタばらし”の投稿が拡散した。
大きな話題となり、炎上状態に
2年後の22年、マクドナルドは建て替えが完了して同地域に再出店したが、その際にバーガーキングは、以下のようなポスターを掲出した。
私たちの価値合成着色料、化学調味料、合成香料、合成保存料などの人工的な添加物。これらをお店
で、できる限り使わない。ワッパーから、リアルフードという価値の
提供を始めています。2年前、突然やってきたパンデ
ミック。変わってしまった日常の中で、私たちもカ
ラダを守るたいせつさ、健康のありがたさ
を痛感しました。だから、よ
り安全に。シンプルな原料にこだわり
シンプルにつくる。ただただ
おいしさと安心の両立を目指し、いろい
ろと試行錯誤を積み重ねてきました。じ
っくり育て上げた本気の味。飾らな
い素材のうまさに、自信があります。こ
だわり抜いたバーガーを、これからもずっと
届け続けるバーガーキングです。
左側にはハンバーガーのイラストが入っているのだが、改行が不自然だ。今度は末尾の列を縦読みすると、「店のデカさよりだいじなこと。」と読める。



















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