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私は迷わず「散歩をする人生」を選びたい…83歳、保健学博士が実感する"散歩"の【認知症予防】効果

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  • 石田 良恵 保健学博士、女子美術大学名誉教授
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一方で、散歩をしている方たちの様子を見ていて、「残念だなぁ」と感じることもあります。それは「歩き方」です。

背中を丸めたり、下を向いて歩いたりしている方が見受けられます。こうした歩き方では、心にも体にも十分な効果を得ることができません。

散歩は楽しく歩くことが第一ですが、どうせなら正しく歩いてほしいと思います。正しい歩き方を意識すれば、体の変化もよりはっきりと感じられるようになり、散歩がますます楽しくなるはずです。

では、「正しい歩き方」ってなんでしょう? 難しいことではないので、ぜひ意識して行ってみてください。詳しいやり方は記事の最後にご紹介します。

実践するうちに、いつの間にか、散歩をしないと落ち着かないくらいになるかもしれません。

古代ギリシャの医師ヒポクラテスも「歩くことは人間にとって最良の薬」と言っています。何千年も前から、歩くことの価値は変わっていないのですね。薬に頼る前に、まずは自分の足を使ってみる。それだけで、体も心も整っていくのです。

散歩は、特別な道具もいりません(歩きやすい靴を選ぶことは大切ですが)。少しの時間があれば始められます。そして、続けることで、体も心も変わっていきます。

初めは、ほんの数分でもかまいません。歩き始めたその瞬間から、人生は少しずつ変わっていきます。

私にとって、散歩はこれからもずっと人生の一部であり続けると思っています。歩かない人生もあるかもしれません。でも、私は迷わず「散歩をする人生」を選びたい。できれば、あなたにも散歩を楽しむ人生を選んでほしいと思っています。

楽しく毎日を過ごせるのも散歩のおかげ

私は3人の娘たちがみな独立してしまい、現在1人暮らしなので、身の回りのことは自分でしています。

「できることなら、このままずっとボケずにいたい」。日々こう願っていますが、きっとあなたも私と同じように思っていらっしゃるのではないでしょうか。

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【いくつになっても日々を前向きに過ごしたい】

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