私は迷わず「散歩をする人生」を選びたい…83歳、保健学博士が実感する"散歩"の【認知症予防】効果
ところで、ご長寿の双子ということで一世を風靡した「きんさん、ぎんさん」を覚えていますか? 妹のぎんさんは、「人間は足から死ぬ」が口癖だったそうです。いい言葉ですね。実際、ぎんさんは100歳を超えても、足腰を鍛えるために毎日30分の散歩を欠かさなかったといいます。
この話を聞いて、改めて実感したことがあります。それは、歩くことは、年齢に負けない体づくりの基本だということ。私は83歳となった今でも、原稿の執筆や健康教室の講師の仕事、地方出張なども問題なくこなすことができています。
もちろん、年齢なりの不調を感じることもあります。それでも、日々の生活を楽しみ、仕事にも積極的に取り組めているのは、よく歩くおかげだと思っています。
私は迷わず「散歩をする人生」を選びたい
私にとって欠かせない朝の散歩は、長年の習慣です。たとえ10分でも15分でも、歩かない日はありません。それに、歩くことには数えきれないほどの健康効果がありますから、歩かないのはもったいない気がします。
●体重の管理がしやすくなります
歩くことで余分な脂肪が消費され、それほど気をつけなくても体重が増えにくくなります。私自身、体重が増えやすくなる更年期の時期にも、特別なダイエットをせず体型を維持できました。
●歩くことで血流がよくなります
私が冷えたりむくみに悩まされたことがないのも、歩いて血流がよくなっているからだと思います。さらに、汗をかく習慣ができるので新陳代謝も高まり、体温調節がうまくいくようになります。結果として、熱中症にもなりにくくなると思います。
●散歩は心にも効きます
外に出て風を感じ、季節の移ろいを五感で感じることで、気持ちが前向きになります。
私の場合は、桜が咲く頃には、少し足を延ばして、神田川沿いの桜並木を眺めながら歩く。秋には、公園の落ち葉をサクサクと踏みしめながら、ゆっくり1周する。そんな小さな楽しみが、日々の活力になるのです。



















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