「パソコンにはまり24時間触っていた」。ホリエモンが明かす「僕がネットのビジネスで成功した理由」

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小学生では、ゲームにハマッた。友だちの家に、カセットビジョンというテレビゲーム機があって、入り浸っていた。友だちが家にいないときも勝手に家に上げてもらって、やらせてもらったりした。

アクティブな遊びも好きだった。川遊びにケイドロなど、毎日、体力尽きるまで遊んだ。夢中で遊びすぎて、5針縫うケガをした。学校の給食は数分で食べ終わり、ダッシュで校庭に飛び出し、友だちと遊んだ。

自分が人よりもハマりやすいと気づいたのは、中学ぐらいだ。

一度楽しいと感じた遊びは、とことん遊び尽くす。一緒に遊んでいた仲間が飽きてきても、僕が楽しければいいので、1人でも遊び倒した。

中1のとき、パソコンに出会った。完全にリミッターが外れた。24時間、触っていたかった。プログラミングを自分で覚えて、お金を稼ぐようになった。そしてインターネットを知り、後に起業を果たした。

徹底的にハマり、遊び尽くした

僕がインターネットのビジネスで成功したのは、他の人よりも知識が多かったからではない。他の人よりも徹底的にハマり、遊び尽くしたからだ。

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僕よりパソコン好きな人はたくさんいたと思うけれど、僕ぐらいハマった人は、ごく少数だと思う。昔よく、なぜ堀江さんは会社を大きくできたのですか? と聞かれたが、「ビジネスにハマッた」からです、としか答えようがなかった。

普通の人は、遊びをビジネスなど、新しい展開へつなげる前に、やめてしまう。親に止められたり、受験勉強に追われたり、理由はあるかもしれないが、そんなもの気にしないで、やり尽くせばいいのだ。ブレーキのことなど、考えなくていいのだ。

儲けられるかもしれないという下心で、遊びを始めても意味はない。お金儲けが先に立てば、つらいことが多すぎる。また運良く儲けられれば、そこで興味は尽きる。どっちにしても長続きしない。

徹底的に、好きなことを好きなだけ、何も考えず、遊び尽くすことだ。そうすれば遊びの向こうに、もっと興奮できる何かを見つけられる。

堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年、福岡県生まれ。実業家。SNSグループ株式会社代表。現在はロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等、様々な分野で活動している。会員制オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」のメンバーは500人を超える。『本音で生きる』(SB新書)、『多動力』(幻冬舎)等、著書多数。

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