「パソコンにはまり24時間触っていた」。ホリエモンが明かす「僕がネットのビジネスで成功した理由」
社会人になって、結婚するような歳になっても、自分探しのまま、狭いところをうろうろしている人を、大勢見てきた。彼らは自己啓発書を読みあさったり、何だか怪しげなセミナーに足を運んだり、異業種交流会や資格学校に通っている。
自発的に行動してみる気持ちは、素晴らしい。自己啓発書で人生が変わったとか、セミナーで運命的な出会いがあったというなら、それは動き出した成果なので結構だろう。だまされてる! などと、外野がとやかく言うことではない。
僕が問題だと思うのは、動き出したはいいけれど、何も実を結んでいない場合だ。何をしたいのか、何を求めているのか、自分への問い合わせが完成していないところで動き出しても、動き出した「つもり」でとどまってしまう。
「つもり」では没頭が足りないのだ。だから何も、実にならない。
自分への問い合わせを終えて動き出せば、必ず実になるまで、没頭できるはず。それができていないのは、考えた「つもり」で、思考の掘削が浅いのだ。
または、「こんなのできっこない」と無意識に、自分にブレーキをかけている。
親や学校、世間などというぼんやりした存在に、長い時間かけて「そんなことをしてはいけない」というブレーキを、頭に刷りこまれてきた。
没頭できない体質は、半分はあなた自身のせいではない。半分以上、日本社会の教育制度が重く関わっている。そんなものに縛られる利点は、何もない。
己の決めたルールで動く
情報を浴び、思考を続け、やりたいことを見つけたら、没頭を解放しよう。逆に言えば、没頭するのにブレーキをかける人ばかりなのだから、「ハマる」ことを実践しただけで、飛び抜けた突破を果たせる。
自分を没頭に追いこむ、いい方法がある。「己の決めたルールで動く」ことだ。
趣味でも恋愛でも、ビジネスでも、自らプランを立て、自分のやり方で実行する。他人はいろいろ忠告や意見を言ってくるかもしれないが、完全に無視だ。「己ルール」を定めて、そのとおりに、気持ちのままに動いていこう。
自分のルールで動いていると、工夫の喜びや、達成感が湧いてくる。思いがけない縁や、新しい展開も、引き寄せるのだ。
僕自身、主宰しているオンラインサロンをはじめ多くのビジネスは、すべて没頭から生まれた。楽しいから、やる。好きだから、やる。自分で決めたから、やる! そうやって始めた物事は、人をより高く、刺激に満ちた世界へ、連れて行ってくれるはずだ。



















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