「いったい何兆円の経済効果…?」「インバウンドはさらに増える?」"江戸城天守再建"プロジェクト「投資のプロ」の驚きの見方
【この記事の前編】
→実現が見えてきた?「江戸城天守再建」プロジェクトの全貌「3つの魅力」は?「3つの懸念」に対する回答は?
インバウンド消費をより深く考えてみる
本記事の前半では、江戸城天守再建プロジェクトについて紹介した。それは充分に実現可能な話で、文化的にも経済的にも、未来の日本への大きな贈り物になることだろう。
ただし、実際に「再建する、再建しない」は日本人の民意としての選択に委ねられ、そのためには広い視野を持った議論が必要と思われる。
経済的な視点では、インバウンド消費でのオーバーツーリズム問題だけでなく、投資立国における日本経済の構造の理解、さらには歴史的・世界的に見た産業の視点などが必要となってくるだろう。
本記事では、江戸城天守再建プロジェクトについて建設的な議論をするため、以下の3つの経済・産業的な視点について考察、紹介していきたい。
2. 投資立国における「海外からの儲け」の日本への環流
3. 外国旅行は世界的な成長産業
では早速、世界のなかでの日本の現在のポジションから見ていこう。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら