孔子の「13年転職失敗」とイエスの「社内改革頓挫」…偉大な教祖の"不遇すぎたキャリア"と"逆転のブランド戦略"
この「社外の人間もメンバーとして認める」という経営決断こそが、決定的な瞬間でした。ユダヤ教という「親会社」から「スピンアウト」し、「キリスト教」という「新会社」が誕生したのです。
創業者が成し遂げられなかった「社内改革」を、パウロら「2代目」が「独立・新規事業」としてグローバル市場に展開することで、イエスの思想は世界宗教へとスケールしていきました。
創業者の「遺産」を、後継者の「資産」へ
孔子もイエスも、生前のキャリアを従来的な意味で「成功」させたとは言えません。彼らの志は、生前には完全には果たされなかったのです。
しかし、彼らは後世に残る強靭な「ミッション(仁や愛)」、心を動かす「パワー・ワード」、そして何より「創業者の物語(不遇の生涯や、自らを犠牲にする姿)」という、金銭以上に価値のある「ブランド資産」を残しました。
• イエスの後継者たちは、その「物語」を「グローバル戦略」へと転換させた。
創業者の仕事は、必ずしも生前に事業を完成させることだけではないのかもしれません。後継者たちが「再解釈」し、「システム化」し、「ブランド化」できるだけの、強靭な「我々は何のために存在するのか」という問いの「答え」を提示すること。
そう考えれば、創業者が生前に直面した「不遇」や「軋轢」とは、見方を変えれば、後継者たちが事業を大飛躍させるために残された、最大の「資産」だったのです。
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