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神戸では知る人ぞ知る、阪神電車「創業の立役者」 親子で社長を務めた「小曽根家」との深い関係

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  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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阪神・淡路大震災からの復興事業で財務内容が悪化した神戸市が保有資産を見直す一環で神戸高速鉄道への出資比率を引き下げたのがきっかけだ。

その結果、阪急阪神ホールディングス傘下の阪急と阪神が神戸高速鉄道の筆頭株主になり、両者の合計で約52%と同社を支配する持ち分になった。

それまで神戸高速鉄道が駅の運営などを直接担当していたが、阪神が担うようになったことで阪神線の一部に組み入れられることになった。高速神戸駅や高速長田駅のように、駅名の「高速」を使い続けているため地元でも明確に変わった感覚はあまりない。

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新開地も「新たな阪神沿線」

それでも、これまで神戸高速鉄道の沿線だった、これらの駅は現在では立派に阪神沿線だ。その新たな阪神沿線である新開地駅から徒歩数分の立地にある上方落語の定席「神戸新開地・喜楽館」では今秋、阪神電鉄の開業120年を記念する落語会が開催された。

10月20~26日に開かれたのは「阪神電気鉄道開業120周年記念兵庫県民ウィーク」。阪神が開業120年を迎えたのを記念し、兵庫県出身や県内在住などゆかりの「県民落語家」が出演した。

この落語会の特別な演出としては、浪曲師の真山隼人さんが新作「阪神電車物語」を披露したこと。初日の20日に阪神電車で大阪梅田を出発した2人組「マツ」と「タケ」が21日に尼崎、22日に甲子園と沿線のあれこれを語り、千秋楽の26日には喜楽館に到着する道中を描いた。

かつて西宮市に住み、プロ野球の阪神ファンでもある笑福亭鶴瓶さんが出演した22日は早々に前売り券が売り切れていた。

神戸新開地・喜楽館で開催した阪神開業120周年の記念イベント「兵庫県民ウィーク」(筆者撮影)

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