【トヨタRAV4/マツダCX-5/ホンダCR-V e:HEV/日産パトロールと続々登場予定】2025-2026年に発売を控えた、注目の国産SUVを徹底分析

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新型パトロールの後席
新型パトロールの後席(筆者撮影)

インテリアでは、レッドレザーを基調にしたシートやインストルメントパネルなどで、高級感も満点。このクルマの愛称は「砂漠の王」だそうだが、内装の豪華さを目の当たりにすると、まさに中東のセレブたち御用達のクルマであることが実感できる。また、2つの14.3インチのディスプレイを配したインフォテインメントシステムには、Googleを搭載した日産コネクト2.0を採用。ナビやセキュリティ、エンターテインメントなど、多彩な機能を使いやすく利用できる工夫も施している。

さて、この5m超の超大型SUVが、果たして日本でどんな反響を得るのかが注目だ。日産の担当者によれば、「日本でも、こうした大型SUVのニーズが徐々に高まっていることで国内導入を決めた。台数がたくさん売れるとは思わないが、一定数のニーズがあると踏んでいる」という。

おそらく、このモデルは、日本でもSUV好きの富裕層などをターゲットに据えているのだろう。そして、たとえ新車販売台数がさほど多く見込めなくても、ある程度の高価格帯で販売することにより、利幅の高い機種といった位置づけと考えているのではないだろうか。果たして、このモデルに対する日産の読みが的中し、ビジネス的な成功につながるのかが注目だ。

続々登場する新型SUVに注目

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以上が、2025年度後半から2026年度にかけて国内導入される筆者的な注目モデルだ。各モデルが市場で今後どのような存在感を示すのかが今から気になるところだ。いずれにしろ、ユーザーにとっては、より選択肢が増えることはたしか。カーライフのさらなる充実を享受できる人が増えることも期待できる。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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