【トヨタRAV4/マツダCX-5/ホンダCR-V e:HEV/日産パトロールと続々登場予定】2025-2026年に発売を控えた、注目の国産SUVを徹底分析

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新型RAV4アドベンチャーのインテリア
新型RAV4アドベンチャーのインテリア(筆者撮影)

なお、国内の発売時期は、2025年度内を予定。新型では、先代でとくに人気があったガソリン車は未設定となるが、こうしたラインナップの変更に対し、果たして市場がどのような反応を示すのかが注目だ。

マツダ・CX-5

2012年発売の初代CX-5
2012年発売の初代CX-5(写真:マツダ)
ジャパンモビリティショー2025で公開された新型CX-5
ジャパンモビリティショー2025で公開された新型CX-5(筆者撮影)

 

マツダでは、2025年7月に欧州で初公開した新型クロスオーバーSUV「CX-5」を世界で初めて一般ユーザー向けに展示した。

CX-5は、2012年の導入以来、世界100以上の国と地域で販売し、グローバル累計販売台数450万台以上を誇るマツダの基幹機種。フルモデルチェンジとなる3代目の新型は、まずパワートレインを刷新したことが注目だ。

2.5Lガソリンエンジンと独自の「Mハイブリッド」をマッチングした「e-SKYACTIV G 2.5」を搭載する。発進時や加速などでエンジンの駆動力を電動モーターでアシストするマイルドハイブリッドシステムの採用で、実用燃費の向上とスムーズな走りを向上させている。

新型CX-5のエンジンルーム
新型CX-5のエンジンルーム(筆者撮影)

なお、2027年度中には、開発中の新パワートレイン「SKYACTIV-Z」搭載車も追加予定。こちらは、より最新のハイブリッドシステムを採用することで、動力性能や燃費性能のさらなる向上が期待できる。ちなみに、新型CX-5では、ディーゼル車の設定もない。ディーゼル車がほしいユーザーは、「CX-60」か「CX-80」を選ぶことになるようだ。

外観では、ヘッドライトの形状変更などで、より洗練された顔付きとなっているが、CX-5が本来持つフォルムは継承。初代から続くマツダのデザイン哲学「鼓動デザイン」を盛り込むことで、生命感と動きを表現する。

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