【トヨタRAV4/マツダCX-5/ホンダCR-V e:HEV/日産パトロールと続々登場予定】2025-2026年に発売を控えた、注目の国産SUVを徹底分析
パワートレインの詳細は未発表だが、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の2タイプを設定する予定。とくにPHEVは、最新の第6世代ハイブリッドシステムをベースに、大容量の駆動用バッテリーなどを搭載した新開発のPHEVシステムを採用。100%モーターで走るEV走行の航続距離を従来の95kmから150kmへ延伸する(開発目標値)ほか、モーター出力を12%向上させるなどで電動車ならではの走破性も実現する。また、クルマのバッテリーを家庭用電源として活用する「V2H」機能にも対応させることで、より利便性を向上している。
ちなみに、各グレードで採用するパワートレインは、コアがHEVとPHEVの両方を設定し、アドベンチャーはHEVのみ、GRスポーツはPHEVのみとなる。駆動方式は、全タイプともに電気式4WDシステムのE-Fourだ。
アウトドアテイスト満点なアドベンチャーに注目
会場で、実際に3タイプをチェックしたが、個人的に好みだったのは、アドベンチャーだ。235/60R18サイズのワイドなタイヤに、専用ホイール・アーチモール、シンプルな造形ながら縦比率の高い大型グリルなどで、オフロードのテイストが満点。都会にマッチしつつも、アウトドアの風味を色濃く持つ歴代RAV4のテイストが、最もわかりやすく演出されていると感じた。
新型RAV4には、ほかにも車載ソフトウェア開発用プラットフォーム「アリーン(Arene)」をトヨタ車で初採用し、クルマの知能化技術も投入。先進運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の機能向上やスマートフォン並みの音声検索ができるサービスなど、より進化した先進装備も大きな魅力だという。



















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