「YouTubeやショート動画ばかりを見ている」子に届けたい 東大生がAI時代にあえてすすめる本5選
AI時代にまず必要なのは、やはり「国語力」です。
最近の子どもたちは、短い情報を断片的に受け取るのが得意になっています。しかし、長い文章を読み、自分なりに要約して理解する力は明らかに弱くなっています。相手の話に対して、「どういうことが言いたいか」という本質をしっかりと理解することが難しくなっているのです。その背景には、SNSや動画の文化によって「考えながら読む」時間が減ったことがあるでしょう。
この本は、文章を読むうえで欠かせない語彙力・文法力・論理力を一冊で身につけられる内容になっています。
たとえば「しかし」と「ただし」はどう違うのか、「である」と「ではないだろうか」ではどちらが強い断定を示すのか。そんな細かな日本語のニュアンスを理解することが、読解力の根っこになります。
文章を構造的に読む力を鍛えるこの一冊は、AI時代に「自分の頭で考える」ための最初の教科書と言えるでしょう。
AIやスマホの普及は、私たちの生活リズムにも影響を与えています。
夜、気づけばスマホを触っているうちに午前1時を過ぎていた――そんな経験は多くの人にあるはずです。LINEの通知やSNSの更新が気になって、なかなか眠れない。こうした「常時接続」状態が続くと、睡眠の時間が減ってしまいます。
しかしそんな中でこの本では、「脳は実は、睡眠時間が長ければ長いほどいいというわけではない」ということを話しています。「睡眠と脳の活性化には明確な因果関係がない」という最新の脳科学研究をもとに、「脳を本当に休ませるためにはどうすればいいのか」が書かれています。
AI時代では、私たちは常に情報の波にさらされています。その中で「脳はどうすれば本当に休めるのか」を教えてくれる本です。デジタル疲れが気になるすべての人に読んでほしい一冊です。





















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