「世界シェア7割」を独占! 東洋合成工業が握る半導体微細化の"生命線"
世界シェア約70%「あらゆるタイプの感光材を製造」
東洋合成工業は、半導体の製造に使用されるフォトレジストの主要原料である感光材を製造している。その世界シェアは約70%。
フォトレジストとは特定の光を受けると性質が変わる液状の化学薬剤だ。半導体の製造では、半導体の基板となるシリコンウエハーの上に酸化膜・窒化膜を形成したあとにフォトレジストを塗る。その後、光線で回路図を焼き付ける。
フォトレジストの世界主要メーカーは東京応化工業、JSR、信越化学工業、住友化学、富士フイルムの5社。この5社で世界シェアの9割を占める。東洋合成はこうした企業に感光材を販売している。
フォトレジストにもさまざまな種類があり感光材もさまざまだが、東洋合成はあらゆるタイプの感光材を製造できる。



















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