調布市の小学生は電柱広告に夢中?! 通学路に「難読漢字クイズ」など駐車場オーナーが仕掛ける地域貢献アイデアがおもしろすぎる

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

なお、大きく「えの木駐車場」とは書いてあるが、主眼は子どもたちへのメッセージだという。井上さんの地元・調布市小島町には他に富士見台小学校もある。

発想がなんともユニークだが、駐車場自体も「ちょっとおかしなこと」になっていた。

トナカイのオブジェ
トナカイが引くソリに乗れるのだ(写真撮影/有限会社えの木)

「これも子どもたちのために去年の11月から置いているものです。幼稚園児から小学生まで、時には行列ができることもありますよ」

夜はライトアップをするので明るくて防犯にもなるんだとか。

トナカイのオブジェ
壁には「サンタクロース様」「シンデレラ様」と月極契約者の名前が貼ってある(写真提供/有限会社えの木)

昭和40年ごろまで敷地の前に榎の大木が生えていた

「ちなみに、駐車場名の『えの木』は敷地の前に大きな榎の木が生えていたから。ここの前は旧甲州街道なんですが、その道路を整備する際に一里ごとに木を植えたみたいです」

榎の大木
当時の旅人はこの大木を見て道程を知ったという(写真提供/有限会社えの木)
次ページ駐車場のある場所の歴史
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事