ショパンコンクールを支える"黒子"ピアノメーカーの熾烈な戦い…本番で弾く1台を選ぶ10~15分間のピアノセレクション、調律師には「地獄の時間」

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そして今大会では、ドイツの老舗ベヒシュタインが半世紀ぶりに復帰した。全5メーカーが参加し、黒子として会社を挙げた総力戦が繰り広げられている。

これから世に羽ばたく若いアーティストたちが最高のレベルで演奏できるように環境を整えることがピアノメーカーの使命でもある。調律師らの献身的なサポートにとどまらず、練習場所の提供や、リラックスできる場所の提供など多岐にわたる。

ファイナル(本選)を経て、最終審査結果は10月20日深夜(日本時間21日朝)に判明する見通しだ。5年に一度開かれるショパンコンクールは、ピアニストの人生を大きく左右する舞台でありながら、ピアノメーカーにとってもブランドの威信を懸けた舞台なのだ。

本記事の詳報版では、ヤマハとカワイ日本勢の奮闘や、風雲児ファツィオリの躍進、調律師たちの献身的なサポートなどを報じています。東洋経済オンライン有料版記事「〈5年に一度〉「ピアノの祭典」ショパンコンクール開幕──ヤマハとカワイの名誉を懸けた熾烈な戦い、絶対王者のスタインウェイへ挑む」でご覧いただけます。
山下 美沙 東洋経済 記者

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やました みさ / Misa Yamashita

精密・ロボット業界を担当。山梨県出身。神戸大学経済学部卒。最近は都内の立ち食いそば店を開拓中。

連絡先:misa-yamashita[at]toyokeizai.co.jp

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