キャリアの専門家が伝授! 《営業の転職》を成功に導く「山登り型」と「川下り型」の"2つのルート"とは
山登り型は、"目指す目標(山頂)"を先に決め、そこから逆算して道筋を決めていくスタイルです。営業職でたとえるなら次のようなものです。
「35歳までに営業部からマーケティング部に異動したい」
「5年後には営業マネージャーとしてチームを持ちたい」
「3年後にはトップセールスになる」
自分が目指したいポジションや状態を明確にし、「そこに行くために今何をすべきか?」を逆算していく──営業の目標設定とプロセス設計にもよく似ていますよね。
このゴールを設定するときに大切なのが、自身の価値観に沿ったゴールを設定できるかどうかです。
〈価値観➡キャリアの目標➡今とるべき行動〉
●3年後の目標:課長職。チームで顧客に価値を届け、後輩の育成も行っている
●そのために今とるべき行動:新規開拓+社内プロジェクトで成果と信頼を積み上げる
山登り型は、目標をはっきりと設定するため「今とるべき行動」が見えてきます。主体性と計画性が求められますが、成し遂げたときの納得感や達成感は大きいでしょう。
目の前の仕事に誠実に向き合った「結果」の転職
一方、川下り型は、明確な目標はあえて定めません。「今やるべきことに全力で向き合い、次に現れる選択肢を、自分の価値観に沿って選んでいく」──そんな柔軟なスタイルです。
たとえば、こんな営業パーソンが実際によくいます。
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