試験問題から読み解く東大脳と京大脳の違い 合否決める"速度"の差とは?

✎ 1〜 ✎ 211 ✎ 212 ✎ 213 ✎ 214
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
漫画:ドラゴン桜
漫画:ドラゴン桜
漫画:ドラゴン桜
(漫画:©︎三田紀房/コルク)

東大志望者へのアドバイス:「完璧よりも速さ」

この連載の一覧はこちら

私が思考が深いタイプの受験生に伝えるのは、「頭の回転を速くする練習をしよう」ということです。

100点満点の答案を目指すのではなく、まずは20点でもいいから書く。迷ったときのルールをあらかじめ決めておき、考えすぎて止まらないようにする。判断を意識的に速くし、優先順位を付けて、思考を軽くしていく。

そうした意識の積み重ねが、「東大型の思考スピード」を身に付けるカギになります。

結局のところ、速さも深さもどちらも大切です。ただし、自分がどちらに偏っているかを自覚し、それに応じた戦略を取ることが重要だと言えるでしょう。

受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事