「女性を軽視している」との声も。"炎上を体験できる"イベントが一部で物議…。《炎上展》の炎上に「炎上ウォッチャー」がモヤモヤする理由
キービジュアルにはコンビニ店内のアイスケースの上に、女性が横たわっているようなイラストが、全面にあしらわれている。あくまで”元ネタ”が何であるかは明示されていないものの、過去の炎上事案と絡めて、「本来は男性が炎上した事案を女性に置き換えて描いた。性別をすり替えている」と批判が出た。

炎上展のキービジュアル。アイスケースの上に、女性が横たわっているようなイラストが描かれている(画像:「炎上展」公式サイトより引用)
問題視する人々が念頭に置いていると思われるのが、2013年に大手コンビニチェーンのフランチャイズ店で起きた迷惑行為だ。男性従業員がアイスケース内に入り、寝そべっている写真をSNSに投稿。一連のいわゆる「バイトテロ」の象徴的な事案と認識されている。
女性を絡めた広告表現は炎上につながりやすい
コンプライアンス意識の高まりを背景に、女性を絡めた広告表現は、このところ炎上につながりやすい。たとえ意図しておらず、また批判を行うのが一部のユーザーに限られていても、「そう受け取られてしまう」と、途端に大きく燃え上がる。
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