内容と価格のバランスで見ると、ファミレスに比べ若干高い。だが、個室で周りを気にせず子どもとランチを楽しみ、ゆっくりとおかわりコーヒーも飲むことができた時間を思えば、それはそれで十分価値があると筆者は感じた。
某大人気喫茶チェーンとは一線を画す「強み」
この場で同業他社の名を引き合いに出すことをご容赦願いたい。喫茶系チェーンの代表格といえば、このシリーズの第1回に登場した「コメダ珈琲店」の人気は相変わらず根強く、同店はどの時間帯、かつどの店舗に行っても筆者はすんなりと入れた試しがない。いつも入店の順番を待つ人でいっぱいになっているという印象がある(あくまで筆者個人の見解です)。
しかし星乃珈琲店は同じジャンルのチェーン店であっても、大体いつも気軽に入りやすい混み具合。コメダの場合はある程度、混雑を覚悟して行かねばならないイメージの一方で、星乃珈琲店は思い立ったら「お茶しに行こう」と足を運べる感じがいい、と筆者は考える。
コメダ珈琲店では、一部店舗によってはコワーキングスペースを設けている店舗もある(公式HPでは特に検索条件等として公表されていないので、有無は店舗ごとにお問い合わせください)が、あくまでリモートワークや学習などの用途で使用するのが一般的だ。そういう意味でも星乃珈琲店の個室対応は、子連れとしてはとてもありがたかった。
筆者の体験からいえば、コメダは「大人たちが落ち着いて個人的な時間を過ごす場所」としての魅力がある一方、星乃珈琲店は「思い立ったときに、1人でも子連れでも気軽にカフェを楽しめる穴場」として利用しやすい印象だ。
キッズメニューをオーダーすると、もれなく次回から使えるクーポンをもらうことができる。これを使用すればおえかきパンケーキセットは300円だ。また今度、時間の空いたおやつどきに我が子を誘って一緒にカフェタイムを楽しむのも、いい気分転換になりそうだと思いつつ店を後にした。

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