加齢による「飲み込む力」の衰えに要注意! 50代からの【誤嚥】を防ぐ、2つの簡単な"食事の工夫"

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●手軽な鉄分源「ひじき」

ひじきは海藻の一種で、とくに鉄分が豊富です。ただし、吸収されにくい非ヘム鉄なので、吸収を促すたんぱく質やビタミンCと組み合わせるのがポイント。

ほかにミネラルや食物繊維、牛乳の約12倍にものぼるカルシウムも含まれ、健康維持に役立ちます。

➡活用法:ひじきの煮物、炊き込みご飯や混ぜご飯にする

スーパーで手軽に手に入るものばかり

●主食の一部に「オートミール」
『食が細くなってきたら!少食でもちゃんと栄養がとれる食べ方』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

オーツ麦を加工したオートミールは、精白米やほかの穀物に比べて栄養価がとても高いのが特長です。

白米の約20倍、玄米の約3.5倍にも及ぶ食物繊維をはじめ、精白米の約2倍含まれる植物性たんぱく質、さらに鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラルも豊富です。

また、ビタミンB群や抗酸化作用のあるビタミンEも含まれており、体の代謝をサポートします。

➡活用法:朝食(ヨーグルト・牛乳に混ぜてフルーツやナッツをトッピング)、おかゆ(スープに加える、お好みの具材と一緒に加熱してリゾット風にする)

これらの食材は、スーパーで手軽に手に入るものばかりです。普段あまり活用していない食材だという方は、この機会に「優れものアイテム」たちをぜひ食生活に取り入れてみてください。

関口 絢子 料理研究家、管理栄養士

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せきぐち あやこ / Ayako Sekiguchi

東京都生まれ。川村学園短期大学食物学科卒業。「食とアンチエイジング」の関係が注目されていなかった20年以上前から、インナービューティースペシャリストとして情報を発信し、先頭を走り続ける。テレビや雑誌等のメディアを中心に、健康・美容・ダイエットに関するレシピや栄養情報を提供。2020年に開設したYouTube「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」は登録者60万人を超える人気チャンネルとなっている。

米国栄養カウンセラー、ヘルスケアプランナー、日本抗加齢医学会認定抗加齢指導士

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