「そんなに叩くことなのか?」 "素人はSNSやるな"発言で炎上のチョコプラ・松尾駿さん騒動に見る、叩く人たちが気づいていない《4つの本質》
今回切り取られた言葉だけを見れば「一般人より芸能人のほうが上」という解釈になりますが、前後の発言を踏まえたら、むしろそれを「松尾さんの本音」とみなすほうが不自然でしょう。
しかし、松尾さん自身が語っていたように、言葉を扱うプロとしては軽率なミスであり、芸人としてスベってしまったことで、一定の謝罪と釈明が必要になりました。
今回の騒動は芸人に限らず「プロがミスを犯すと、思った以上の批判を浴びる難しい時代になった」ことが露呈したという点で、私たちにとっても学びがあるものなのです。
そして、ここまで読んできたあなたは今、どう感じているでしょうか。
そもそも今回の騒動は、前述したように「言葉を扱うプロのミス」「芸人が芸でスベった」というレベルのことでした。
特に個人への被害を出したわけではない2人が、必要性のない丸刈りにしたこと、笑いを取りにいく形の謝罪にしなかったことなども含め、叩かれる要素はほとんどないように見えます。
それでも、あなたが今なお「あの発言は間違っている」「絶対に許せない」と感じているのなら、それは松尾さんに対する感情ではなく、自分の現状に対する不満や怒りを誰かにぶつけて発散させたいだけなのかもしれません。

「好事魔多し」より「一寸先は闇」
今回の騒動における2つ目の学びは、「一寸先は闇」の解釈。
この1カ月弱、チョコレートプラネットは、「ますます勢いが加速して絶好調」というポジティブなムードであふれていました。
8月24日には2人に密着したドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)が放送。そこでフランス・パリで行われたステージを成功させたことが明かされ、さらに現地在住の杏さんとの“TT兄弟コラボ”も報じられ、どちらも称賛されました。
9月3日には二宮和也さんとのゴールデン冠特番「ニノチョコマッチ」(TBS系)が放送され、同9日には「第45回全国高等学校クイズ選手権」(日本テレビ系)にパーソナリティとして出演。
そして同日には、10月11日に8時間生放送される大型特番「お笑いの日2025」(TBS系)の第1部MC就任という大仕事が発表されました。
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