「そんなに叩くことなのか?」 "素人はSNSやるな"発言で炎上のチョコプラ・松尾駿さん騒動に見る、叩く人たちが気づいていない《4つの本質》
発言の中で主に問題視されたのは、「素人」という言葉に見える選民意識と、「有名人以外はSNSをやるな」という他人への行動制限の2つ。
どちらも本当のことなら批判されてしかるべきですが、フェアな目線から見たら「言葉選びのミス」「そのフォローがなかった」「キレ芸でスベった」ことによるものでしょう。
実際、松尾さんは謝罪動画の中で「稲田さんだけでなく、自分も誹謗中傷やネガティブなことをわざわざぶつけられていた」という発言の背景を明かしていました。そんな背景が感情を過剰にたかぶらせ、言葉選びのミスにつながった感があります。

松尾さん自身、「芸人なのでボケというか、“極端に大きく言う”って言い方で」「バカな言い方になってしまって」「もうちょっと芸人だったら面白く言えたはずなのに僕の力がなく」などと発言。
長田さんも「『いち芸人がむちゃくちゃなこと言ってんな』ということでスルーされるなと思ったんですけど」と語っていたように、“キレ芸”という共通認識があったからこそ、編集でカットせずに配信されたのでしょう。
つまり、「プロの芸人でありながらキレ芸が下手だった、スベってしまった」のであって、誰かを傷つけようという意図は感じられません。少なくともこれまでチョコレートプラネットのYouTube動画を見てきた人はそのニュアンスがわかるでしょう。
また、「素人」というフレーズも多くの人々に向けたものではなく、他人への誹謗中傷を繰り返すごく一部の人に向けたものだったことが推察されます。
「仕事を失うリスク」を語っていた
もともと芸人は「笑わせるだけでなく、笑われることも含めた人前で恥をかく仕事」「芸人の仕事は水物でいつ出番がなくなるかわからない」などと言われる難しい職業であり、売れっ子になっても選民意識を感じさせるような人はあまりいません。
実際、チョコレートプラネットの2人は8月末に出演したラジオ番組で、「現在の人気がいつまで続くかわからず、一気に仕事を失いかねない」というリスクを語ったばかりでした。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら