アニメ『ポケットモンスター』の"第1話と最新シリーズ"を比較した結果。他の長寿作品にはない「本作ならではの特徴」とは?

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韓国で購入したポケモンパン
世界中で愛される『ポケットモンスター』。写真は韓国で購入したポケモンパン(筆者撮影)
シンガポールで見つけた筐体
シンガポールで見つけた筐体(筆者撮影)

縦横無尽の壮大な世界観を再発見

一方、『ポケモン』の“縦の軌跡”である長年の歴史を感じられるのが、アニメの第1話でした。言葉の表現ひとつとっても、この30年程で世界観が成熟し、ポケモンが物語の中でも現実でも身近な存在となった今だからこそ気づく変化が、1話の中だけで多数みられます。

この歴史の蓄積とマルチ展開という縦と横への縦横無尽な世界観の広がりも、『ポケモン』が現在これほどまでに巨大な人気作品となった要因の1つなのでしょう。アニメを通してそうした壮大な世界観が垣間見えるのも、現行長寿アニメの中で唯一ゲームを原作とし、原作の展開と共に進化を続ける『アニポケ』ならではの特徴と言えそうです。

【もっと読む】アニメ1話本編に「江戸川コナン」は登場しないって知ってた? 《名探偵コナン》の"1話と最新シリーズ"を比較! 判明した「意外な事実」とは では、アニメコラムニストの小新井涼氏が、アニメ『名探偵コナン』の今と昔を徹底比較しています。
小新井 涼 アニメコラムニスト

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こあらい りょう / Ryo Koarai

アニメコラムニスト。北海道大学観光学高等研究センター研究員。博士(観光学)。 KDエンタテインメント所属。 毎週約100本以上の全アニメを視聴し、全番組の感想をブログに掲載する活動を10年以上継続中。様々な媒体へのコラムの寄稿や番組へのコメンテーター出演をする傍ら、学術的な観点からもアニメに関する研究をしている。近年はその知見を活かし、クランチロール・アニメアワードや声優アワードで審査員や選考委員も務める。著書に「鬼滅フィーバーはなぜ起こったか? データで読み解くヒットの理由」(インプレス)。

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