アニメ1話本編に「江戸川コナン」は登場しないって知ってた? 《名探偵コナン》の"1話と最新シリーズ"を比較! 判明した「意外な事実」とは

いまや“そう”であることが当たり前なあなたの会社の上司や先輩にも、当然ながら社会人1日目という日がありました。
同じように、『サザエさん』や『クレヨンしんちゃん』、『ONE PIECE』など、いまや国民的知名度を誇り何十年、話数にすると1000話以上続くテレビアニメにも、その出発点となった第1話があります。
ただ一点違うのは、話を聞いたりするくらいしかできない上司の“初日”と違い、長寿アニメの“初回”は現在も手軽に視聴が可能なことです。
いまも変わらず放送されている作品でも、令和のいま第1話と最新話を比較してみると、様々な変化や違いに気づくことがあるかもしれません。
今回はそんな長寿作品のひとつ『名探偵コナン』にフォーカスして、アニメ第1話がいまとどう違うのか、放送当時の時代背景とともに振り返ってみます。
アニメ『名探偵コナン』の始まりと1996年の日本
青山剛昌氏の漫画を原作とするアニメ『名探偵コナン』。
近年は毎年恒例の劇場版が3年連続で興収100億円を突破するなど、国民的知名度に加えて話題性も非常に高いタイトルです。テレビシリーズは来年で30周年を迎え、既に1100話を超えるエピソードが放送されています。
そんな本作のテレビアニメ第1話が放送されたのは、1996年の1月8日。現在は土曜夕方に放送されている本作ですが、当時の放送時間帯は月曜日のゴールデンタイムでした。
読者の方々の中にも、「月曜夜は『名探偵コナン』からの『世界まる見え!テレビ特捜部』」という視聴習慣が染み付いていた人は多いと思います。

1996年当時の日本は、この年に「Yahoo! JAPAN」がサービスを開始したことからもわかる通り、インターネットも今ほどは普及しておらず、もちろんスマホもありませんでした。
世間的にはO157が猛威を振るい、歌手の安室奈美恵氏に影響を受けた“アムラー”が出現、ゲーム『ポケットモンスター』初代の赤・緑や『たまごっち』が大ヒットした年です。
平成元年生まれの筆者は当時(奇しくもコナンくんと同年代の)6歳、おぼろげながらもリアルタイムで第1話を視聴した記憶が残っています。
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