東上線大山駅「地元大好きな駅長」に聞く日常風景 テレビでよく観るにぎやかな商店街の玄関口

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東武鉄道 東武東上線 大山駅長 
東武東上線のカーブの途中に設けられた大山駅。学生時代から駅をよく利用していたという市川直樹駅長(撮影:鼠入昌史)

東武東上線大山駅前の商店街は人通りが絶えない。

下板橋駅方面からやってきた東上線は、北にぐっと大きくカーブする。ちょうどそのカーブの途中に設けられているのが、大山駅だ。上り線と下り線が向かい合う相対式ホーム。下り線ホームのいちばん“北”には、この駅でメインとなる南改札口がある。

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知名度高い商店街の玄関口

南改札口を出ると、アーケードの架かった「ハッピーロード大山」という商店街。さらに踏切を跨いで駅の東側にも、まっすぐ商店街が続く。こちらは「遊座大山」と名付けられている。

10分も歩けば山手通りとぶつかって、少し先に首都高の板橋ジャンクションや都営地下鉄三田線の板橋区役所前駅がある。

【写真】まずは1958年頃の東武東上線の大山駅前の貴重な写真。テレビによく登場する「ハッピーロード大山」も当時はまだアーケードがなく「大山銀座」と呼ばれていた。そして平成初期の大山駅・中板橋駅の姿と、現在を見比べる

大山駅とその周辺の繁華街は、板橋区内でも指折りだ。毎年10月に開催される板橋区民まつりでも、メインになるのは大山駅周辺。2日間で40万人もの来場者でにぎわうという。

しばしばメディアにも取りあげられる商店街には遠方から訪れる人も後を絶たない。そんな板橋区内きっての名所の玄関口を預かっているのが、東武池袋管区の市川直樹大山駅長である。

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