もしもスープに髪の毛が入っていたら…ソムリエ・田崎真也が説いた、まず口にすべき《粋なひと言》

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イタリア出身のタレントのパンツェッタ・ジローラモは、「イタリア人は仕事中もニコニコしている。だって、楽しい雰囲気の方がいいから。でも、それを日本でやったら真面目に仕事していないと思われて、上司から怒られた…」ということを、著書で告白していました。

「怒り」は「笑顔」とは正反対。人間関係の潤滑油なのにねぇ。

「短気は損気」ということわざもあります。一時の感情で怒っても何一つ得することはありません。怒りで壊れた雰囲気も人間関係も、修復するのはとてもたいへんです。

怒りたいことが発生したら、「器が大きい自分を周りに見せるチャンス」くらいに考えるようにしましょう。

ピンチの時こそ、人間力が試される

天才ギャグ漫画家、赤塚不二夫のエピソードです。『天才バカボン』を描き上げた赤塚不二夫、締め切り前日に編集者に原稿を渡します。しかしその後、大事件が……。

「原稿をタクシーに置き忘れて、なくしてしまいました!」と編集者が蒼白で戻ってきたのです。タクシーとは連絡がつきません。しかし、翌日には原稿を印刷所に渡す必要があります。まさに大ピンチ!

しかし、赤塚不二夫はまったく怒ることなく、「ネーム(脚本のようなもの)があるからまた描ける」と言い、さらに……。

問題:このあと、赤塚不二夫が言った驚きの言葉は何だったでしょう? 出だしは「まだ少し時間がある…」です。
答え:「まだ少し時間がある。呑みに行こう」

これはもちろん、落ち込んでいる編集者を気遣っての言葉です。呑んで戻った赤塚は、また数時間かけて同じ話を描きあげて、「2度目だから、もっとうまく描けたよ」と言って、その原稿を編集者へ渡したそうです。

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