本当に意味のある技術ならわかりやすく伝えられる--李英熙(イヨンヒ)・サムスン電子専務携帯事業グローバルマーケティング責任者

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──「ノート」を新カテゴリーと位置づけたのは、なぜですか。

スマホが普及してタブレット、PCと複数の端末を持つ人が増えた。1人当たりの端末数は現在、平均2・5台。使い分けを不便に感じている人も多い。そこで大きな画面のタブレットと、持ち歩きに便利なスマホのよさをいいとこ取りした。ノートは一見すると大きなスマホだが、これを大きなスマホと呼ぶのでは物足りない。そこでキャッチコピーも「スマホでもタブレットでもない、ノートだ」として、新しい経験を伝えることに力を入れている。

当社のミッションは、お客様の希望を聴いて、楽しい経験を提供すること。ノートについても、最初からこういう製品のアイデアがあったわけではなく、調査の結果、お客様が不便と感じていることを発見し、それを解決する製品として開発した。従来の端末では満足できなかったアナログ的な使い勝手を実現するために「Sペン」というタッチペンも作り出した。


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