本当に意味のある技術ならわかりやすく伝えられる--李英熙(イヨンヒ)・サムスン電子専務携帯事業グローバルマーケティング責任者
スマートフォン市場で米アップルと首位争いを繰り広げる韓国サムスン電子。直近2011年10~12月期決算では、半導体やテレビが苦戦する中、スマホが業績を牽引し、四半期ベースで過去最高の営業利益を記録した。
急成長の背景には、携帯電話世界首位のノキアなど、他を圧倒する製品投入スピードがある。昨年秋には「スマホでもタブレットでもない新カテゴリー」の位置づけで、5・3インチの「ギャラクシーノート」を発売。付属タッチペンで手書きのようなアナログ感覚を打ち出し、世界販売は3月末で500万台を突破した。
“スマホの勝者”が、ここに来て「新カテゴリー」導入に動いたのはなぜか。4月6日の「ノート」日本発売に合わせ韓国スウォン市の本社から来日したグローバルマーケティングのトップ、李英熙専務に最前線の戦略を聞いた。
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