
なぜ多くの人々が、万博にさまざまな反応を示さずにはいられないのか(写真:ロイター/アフロ)
大阪・関西万博の入場券の販売が開幕前に黒字化の目安として設定した約1800万枚を超え、赤字の可能性を含めて批判していたメディアが逆風にさらされている。
8月8日に約1800万枚の水準に到達
8月11日に日本国際博覧会協会が発表したもので、8月8日時点で入場券の販売が累計で1809万5703枚となり、万博協会や政府が決めた運営費が黒字になる損益分岐点である約1800万枚の水準に達したという。
そんな最中、8月13日の夜に大阪メトロ中央線のコスモスクエア駅と大阪港駅間で停電が発生。3万人もの帰宅困難者が発生し、体調不良や熱中症の疑いで30人以上が緊急搬送された。危機管理やサポート体制を問題視する声が相次いだ。
また、とりわけ反発が大きかったのは、この騒動で足止めを食らった人々の一部がライブカメラの前で体操や踊りを披露したことなどが話題になり、「オールナイト万博」がXでトレンド入りした際に、それに便乗した関係者などが好意的なポストをしたことだ。
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