「ラジオでは下ネタ全開だった」「福山雅治も許されないのか…」フジテレビの《不適切会合》参加判明で、福山雅治が受ける“実際のダメージ”
福山さんや、アミューズの対応をみても、第三者委員会の要請に対する対応が適切であったかは議論が分かれるところだが、少なくとも表沙汰になってからの対応は迅速で、適切であるようにみえる。

なお、アミューズは直近でも、俳優の故・三浦春馬さんと吉沢亮さんに関する「週刊文春」の報道に反論しており、所属タレントに関する報道には厳然とした態度を示している。

ちなみに、福山さんは「下ネタ好き」として知られており、かつてはラジオ番組で際どいトークも行っている。彼の外見、キャラクター、芸風に負うところが大きいと思うが、過去の下ネタ発言でイメージダウンにはなっていないし、逆に親しみやすさを生んでいる側面もある。
今回の報道によっても、福山さんに対する大きなイメージダウンにはつながっていないようにみえる。
それでも残る「不安要素」
一方で、福山さんが「ノーダメージ」かといえば、「そうともいえない」というのが実際のところだろう。
第三者委員会の報告書によると、福山さんが参加する会合は「遅くとも2005年前頃から年に1~2回程度開催されており、少なくとも19名の女性アナウンサー(退職した者も含む)が参加している」とあるが、「女性セブン」によると、コロナ前まで開催されていたとのことだ。
コンプライアンスに対する基準は急速に厳しくなっている。10年以上前の行為であれば、「過去のことだから」として不問にすることはできるのだが、直近で新たに不適切な行為が発覚したら、免罪されない可能性もある。
第三者委員会の報告書に記載されている事案についても、大多元専務と福山さんとの間でLINEのやり取りがあったとされている。LINEのやり取りが流出したりすると、過去のことが蒸し返されてしまう可能性もある。
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