その先生曰く、「英語の文章を日本語に直す力はついてきていたものの、そもそもの国語力が不足しているために、英語の問題が解けていない」とのことでした。そこで国語に力を入れて、文章を読んだり評論文の参考書を勉強したりした結果、英語の偏差値は一気に55から65へと上昇しました。英語の勉強をしても全然上がらなかったのに、国語の勉強をしたら成績が上がったのです。
科目の“横のつながり”を意識する
自分がこの経験から学んだのは、科目は決して孤立していないということです。たとえば数学の証明問題ができない生徒の背景には、国語力不足が隠れていることもあります。
また、国語の長文が読めるようになるには、社会や理科の知識が大きな助けになる場合もあるのです。知識や思考力は教科を超えて相互に作用し、学力全体を底上げしています。
ドラゴン桜でも、この「1つの科目が他の科目と繋がっている場合がある」という話は出てきます。
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(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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