「コンビニ富士」車道横断防止の幕を新たに設置…昨年の撤去後残したポール、大型バス走行の妨げに

富士山がコンビニ店の上にのっているような写真が撮れるとして、訪日客らが殺到する「ローソン河口湖駅前店」(山梨県富士河口湖町)で、町は今月、危険な横断を防ぐために設置していたポールに茶色い幕を設置した。ポールが大型バスの走行の妨げにならないよう高さを低くしたことに伴い、ポールなどをまたいで人が車道に出ないようにするための措置という。
町では、車道での撮影など、訪日客による危険行為が相次いだことから昨年5月、眺望を遮る幕を設置。8月に幕は撤去したが、支柱となっていた高さ約2・5メートルの黄色いポールは残し、ワイヤでつないで、車道に人が出られないようにしていた。
ただ、複数のバス会社から「大型バスの運行時に危険」との声が上がったほか、ポールにミラーが接触したとみられる跡も確認された。バスが安全のため低速走行し、付近で頻繁に渋滞が発生するなどの問題も発生しており、町がポールを1・4メートルほどに低くする工事を行った。
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