「サイコパス上司は犯罪者と同じ?」研究で明らかになった驚きの特徴

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お説教を受けるビジネスマン
ごく普通に社会人として生活しているサイコパスと、サイコパスの犯罪者には「まったく違いがない」ということがわかっています(写真:Taka/PIXTA)
「なんであの人、いつも人の足を引っ張るの?」
「なぜあの上司は、そこまで執拗に攻撃してくるんだろう?」
職場にはさまざまな人がいますが、中には「執拗なパワハラを行う」「陰で同僚や後輩をいじめる」など、組織に深刻な悪影響を与える“危険人物”が紛れ込んでいることがあります。
あなたの周りにも、そうした「ヤバい人=ダークな性格を持つ人」はいませんか?

実のところ、職場のヤバい人に共通して見られるのは、大きなカテゴリーで言うとわずか”3つのタイプ”に集約できることが最新の研究でわかってきました。
そんなダークな性格の持ち主のことを、心理学では、「ダーク・トライアド」と呼びます。
新刊『職場のヤバい奴の頭の中』は、そんな「職場にいる、組織にとって危険な人物」を心理分析し、その対処法を探る一冊です。
以下では、本書の中から、「サイコパス上司の特徴」についてを紹介します。
なお、本文で紹介する「ダーク・トライアド」などの性格傾向は、心理学的な研究に基づいたものですが、これはあくまで統計的な傾向です。
周囲の人と良い関係を築くためのヒントとしてお読みいただければ幸いです。

サイコパス上司は犯罪者と同じ

『職場のヤバい奴の頭の中』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

日本の法律では、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働をさせてはいけないことになっています。それ以上働かせるのは法律違反です。

ところがサイコパスにとっては、法律違反かどうかなどは関係がありません。1日に10時間でもそれ以上でも社員をこき使います。

法律では、労働時間が6時間を超える場合には45分以上、8時間を超えるときには1時間以上の休憩を与えなければならないことになっていますが、そんなルールもサイコパスはおかまいなしです。

サイコパスに、ルールや法律などありません

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