セコマも出店!高速道路のSAPAに「コンビニ」が出店する理由とWin-Winな役割

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この7月末、北関東に出向いたついでに、休憩施設に入るコンビニを確認した。

大規模な商業施設を誇る東北道・蓮田SAの「Pasar蓮田」には、フードコートに隣接してローソンが入っている。

蓮田SA(上り)に入居するローソン(筆者撮影)
蓮田SA(上り)に入居するローソン(筆者撮影)

通常の店舗と違うのは、沿線の名産品を一つのコーナーにまとめて販売していることだ。しかも、店舗の入り口の一番目立つところに置かれている。

レストランやフードコートでゆっくり食事をする時間的な余裕がない人向けなのか、弁当類やすぐに食べられる調理食品も、通常の店舗よりも少し多いようだ。

また、ATMやコピー機が置かれているのも、一般のコンビニ店では当たり前の光景だが、こうして高速道路での休憩中にこうした設備が利用できるのはありがたい。

外環道「新倉PA」のローソンが狭いワケ

一方、Pasar蓮田と対極的な立地のコンビニが外環道・新倉PA(内回り・外回り集約)のローソンである。

埼玉県和光市にある新倉PAは、もともと休憩施設として設置されたのではなく、当時の日本道路公団の管理用施設として設置されたもので、次第に延伸された外環道には休憩施設がないためPA化されたという経緯があり、非常に狭小な場所に立地している。

そのため、コンビニのスペースも街中の店舗と比べて狭く、店内に入るとちょっと驚くほど。

新倉PAのローソン(筆者撮影)
新倉PAのローソン(筆者撮影)

とはいえ、コンビニの最小限の品ぞろえは確保されていて、弁当・総菜、菓子、飲料などはもちろん購入できるし、24時間営業というのもありがたい。

このように、同じ高速道路のコンビニでも場所によって違いがある。

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