「で、何が言いたいの?」と言われてしまう人が陥る”話し方のミス"。説明上手な人がやっている「きちんと伝えるためのポイント」とは?
S(概要):大谷翔平選手が大リーグ史上初の「51本塁打-51盗塁」を達成しました。
D(詳細):19日のマーリンズ戦で、大谷選手は1回に50盗塁目、2回に51盗塁を記録。その後、6回に49号、7回に50号、9回に51号のホームランを放ち、「51-51」という記録を達成しました。
S(まとめ):大谷翔平選手の「51-51」達成は、メジャーリーグ122年の歴史で初めての快挙となり、野球界に新たな歴史を刻みました。
概要、詳細の後にまとめを繰り返すことで、内容がしっかり頭に入るだけでなく、大谷選手の記録がいかに素晴らしいものか、印象に残りますよね。
一方、説明下手な人は「何が言いたいの?」と聞かれるほど冗長に説明をします。
なんだか雑談のようですね。これでは「何が言いたいの?」と言われそうです。それでは、これをSDS法に当てはめてみましょう。
S(概要)私、転職しようと考えています。
D(詳細)最近転職した友人と、昨日話をしたのですが、友人が転職した先では給料が上がり、休みも増えたそうです。それを聞いて、私も転職したいと思いました。
S(まとめ)よりよい条件の会社が見つかったら、転職しようと思っています。

順番を変えるだけでわかりやすくなる
内容は同じなのに順番を変えただけで、言いたいことがわかりやすくなりました。
SDS法の特徴は、同じ内容を3回繰り返すため、相手の印象に残りやすいという点にあります。また、こうした特徴から、就職面接での自己PRにも適しています。
「言いたいことは何?」をなくすには、概要から伝えるSDS法を試してみましょう。
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