サムスンの「折りたたみ式スマホ」が大きく進化、より薄型・軽量になった3機種を発表。ライバルのアップルも来年には「折りたたみ式」に参入か

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薄型化されたギャラクシーZフォールドPhotographer: Chris Welch/Bloomberg

韓国のサムスン電子は9日、折りたたみ式スマートフォンの新モデル3機種を発表した。ライバルのアップルが来年にも、初の折りたたみ式スマホを投入するとみられる中、同市場での優位性を維持する狙いがある。

新製品は2000ドル(約29万2800円)の「ギャラクシーZフォールド7」と1100ドルの「ギャラクシーZフリップ7」。いずれも従来機種より薄型で軽量化。ユーザーからの不満に対応して改良するとともに、人工知能(AI)機能も拡充した。

サムスンはまた、価格を抑えた「ギャラクシーZフリップ7FE」(900ドル)を新たに投入。低価格モデルで折りたたみ式スマホの普及を後押ししたい考えだ。3機種とも9日から予約受付を開始。7月25日に発売される。

ギャラクシーZフォールド7は、折りたたみ時の厚さが8.9ミリと、前年モデルのフォールド6の14.9ミリから大幅に薄型化された。手に取った際の印象も通常のスマホに近づいており、初代モデルと比べると48%スリムになっている。

サムスン電子はまた、新型スマートウォッチ「ギャラクシーウォッチ8」(350ドル)と「ギャラクシーウォッチ8クラシック」(500ドル)を発表した。米グーグルの人工知能(AI)チャットボット「ジェミニ」を搭載。音声やウォッチのボタン操作でAIアシスタントを呼び出すことができる。

両モデルとも9日から予約受付を開始し、7月25日から順次出荷される予定。

著者:Chris Welch、Mark Gurman

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