福島第一原発──真相と展望 アーニー・ガンダーセン著/岡崎玲子訳

拡大
縮小
福島第一原発──真相と展望 アーニー・ガンダーセン著/岡崎玲子訳

原発事故をめぐり、諸外国の専門家から的確な分析と警告が公表されている。

著者は、一、二号機よりも、むしろ「臨界が起きた三号機」「格納されていない炉心を抱えた四号機」の潜在リスクに注目する。三号機は、建屋カバーを設置することはなかなかできず、まだ一日当たり数十億ベクレルの放射性物資が炉心や核燃料プールから立ち上る。四号機の場合は、プールに炉心数個分の使用済み核燃料が入っている。これが常温近くになるには3~4年かかり、また傾いた建屋からどう運び出すか。

事故の直後にレベル7を見抜いた米専門家が、福島第一原発の深刻な現状、「隠された」事故の真因を明らかにし、安全な未来への糸口を探る。

集英社新書 735円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT