「英語が話せる子供に⋯」「授業料の安さも魅力?」日本人も増加する「マレーシアへ教育移住」選ぶ人の"3つの理由"

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ペトロナスツインタワー
マレーシアのランドマーク「ペトロナスツインタワー」(写真:筆者撮影)
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近年、子どもの教育環境を重視した、海外への教育移住に関心が寄せられている。中でも注目を集めている国の1つがマレーシアだ。実際に世界中からマレーシアに教育移住する人は多く、日本からの移住者も年々増えているという。
なぜマレーシアへの教育移住が国内外から注目を集めているのか。
筆者のみずもと氏が2022年に家族でマレーシアに移住した実体験を通して、マレーシアへの教育移住が選ばれる3つの理由について語る。

マレーシアが教育移住先として選ばれる3つの理由

マレーシアへの教育移住者が近年、どれだけ増加しているのか。インターナショナルスクールの在籍者数をひとつの指標としてみてみましょう。

議会の報告によると、マレーシア国内のインターナショナルスクールの在籍者数は2021年の5万8300人から2024年5月時点で8万8951人に増加したといいます(The Edge Malaysia記事より)。

また、世界のインターナショナルスクール市場の調査機関ISC Researchの調査では、過去10年間でマレーシア国内のインターナショナルスクールに通う生徒数が67%増加し、2024年7月時点で11万1185人に達したと報告されています。

同団体は、「英語が公用語ではない国でカリキュラムの全部または一部を英語で実施、または英語が公用語である国で、受け入れ国の国家カリキュラム以外のカリキュラムの全部または一部を英語で実施する、3歳から18歳までの生徒を対象とした私立運営の学校」をインターナショナルスクールと定義しています。

そのため、議会が発表した数字とは差がありますが、いずれにせよ、マレーシアのインターナショナルスクールで学ぶ生徒の数は右肩上がりで推移していると言えるでしょう。

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