「英語が話せる子供に⋯」「授業料の安さも魅力?」日本人も増加する「マレーシアへ教育移住」選ぶ人の"3つの理由"
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マレーシアはそれぞれの民族にとって大事な行事の日を国の祝日にしています。2025年1月末には、中華系マレーシア人にとって非常に大切な意味を持つ「春節(旧正月)」を迎えました。
その日は祝日となっており、子どもたちが通うインターナショナルスクールでも1週間の「春節休み」がありました。
3月末にはイスラム教の断食明けの祝祭「ハリラヤ・プアサ」があり、こちらもマレーシアの祝日でした。
※「春節(旧正月)」「ハリラヤ・プアサ」の日は毎年変動します。

マレーシア最大級のモスク『スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク』(通称ブルーモスク)。青と白のコントラストが美しい(写真:筆者撮影)

古都マラッカの見どころの1つ『マラッカキリスト教会』(写真:筆者撮影)
子どもたちの学校ではこれらの祝日がそれぞれの民族にとってどのような意味を持つのかを学びます。各民族の伝統的な衣装を着て登校することを推奨され、伝統的な音楽やダンス等の発表会が開かれることもあります。

ショッピングモールも各祝日に合わせた装いに。春節のデコレーション(2024年1月撮影)(写真:筆者撮影)

ラマダン月明けの祝祭「ハリラヤ・プアサ」に向けて(2023年3月撮影)(写真:筆者撮影)

ヒンドゥー教の祝祭「ディパバリ」のデコレーション。ホテルでもそれぞれの祝祭に合わせた装飾や催しが(2024年10月撮影)(写真:筆者撮影)

マレーシアではクリスマスも祝日(2024年12月撮影)(写真:筆者撮影)
自分たちとは異なる文化や背景を持つ人たちがいることを知り、違いを尊重するとはどういうことかを、体験して学ぶことができる。
「英語力だけでなく、子どもに国際的な感覚を身につけてほしい」と願う方には理想的な環境なのかもしれません。
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