短い「集中力」を効果的に活用する方法 集中して仕事するための環境を徹底的に整えろ! ウザい「忙しいアピール」が意外と重要な理由

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賢い人の質と速さを両立させる時短100式
休憩の際は、意識的に席を離れたり歩いたりしましょう(写真:y.uemura/PIXTA)
人の集中力はそれほど長く続かないもの。できるビジネスパーソンは、その「集中力」を効果的に活用しているといいます。秘書時代にエグゼクティブたちから「タイパ」の真髄を学んだパーソナルマインドトレーナーの森田ゆきさんが、「タイパ」の良い集中力の使い方について解説します。
※本稿は『賢い人の質と速さを両立させる時短100式』から一部抜粋・再構成したものです。

集中力が切れたら「5分」休む

秘書時代のボスたちの日中は極めて仕事が忙しく、ゆっくりお昼休憩を取れない日もありました。そのような中でも、ボスたちが精力的にタイパよく業務を進められていたのは、こまめに「ちょっとした休憩」を取っていたからかもしれません。

休憩と言っても、ゆっくり椅子に座ってぼーっとするといった類いのものではありません。そのような時間がなかなか取れないからこそ、彼らは別の形で短い休息をまめに取っていたのです。

具体的には、会議と会議の合間や、会議後に自分のオフィス(役員室)へ戻る前に、あえてコーヒーを買いに外へ出たり、音楽を1曲聞いたりしていました。また、室内で行ってもよいはずの打ち合わせを、「今日はちょっと外へ行こう」と、外のカフェで実施したり(機密事項を扱わない場合に限る)、社内のコワーキングスペースでミーティングしたり、また、あえていつもとは違うフロアの会議室を使うといったこともよくありました。

それは、場所を変えたり歩いたりすることが、ちょっとした休息やリフレッシュにつながるとわかっていたからでしょう。

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