他人の感情に合わせて一喜一憂するのは三流 “一流の人”が意識する、心の安定のための「境界線」

「自分は自分、人は人」と割りきって物事を考えることが大事です(写真:8x10/PIXTA)
友達が悩んでいて、一緒に落ち込んでしまった。自分の悪口が聞こえてきて、悲しい気持ちになった。そんなことはありませんか? 人材育成スクールを主宰する永松茂久氏は、自分でコントロールできる「マイゾーン」を意識することが大切だといいます。「一流の人」はなぜ心を乱さずに安定していられるのか、『一流の人に学ぶ心の磨き方』より、その心構えのコツを解説します。
自分と相手の「境界線」を意識する
目の前に機嫌の悪い人がいると、それにつられて自分まで不機嫌になる。
悩んでいる人と一緒にいると、自分まで落ち込んでしまう……。
このような経験がある人も多いのではないでしょうか?
しかし、相手の感情や状況につられて、同調する必要はありません。
相手が抱えている悩みや感情は、相手の「ゾーン」です。
「自分は自分、人は人」と割りきって物事を考えることが大事なのです。
一流の人は、「マイゾーン」と「ユアゾーン」をはっきりと分けています。
「マイゾーン」とは、自分でコントロールできる領域のこと。
「ユアゾーン」とは、自分でコントロールできない領域のこと。
「マイゾーン」と「ユアゾーン」の境界線、つまり「セパレートライン」をきちんと意識して人と接することが大切なのです。
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