他人の感情に合わせて一喜一憂するのは三流  “一流の人”が意識する、心の安定のための「境界線」

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他人への恨みや悪口などのマイナスな言葉は、言わば“心の雑草”のようなものです。気を抜くと、いつの間にか生えてきてあなたの心を覆ってしまいます。

一流の人は意識的に、そして定期的にそれらを刈り取ることを心がけているのです。

心は努力で安定させられる

人の「心」は一つではありません。「優しい心」「意地悪な心」「弱気な心」「人をうらやむ心」など、一人の人のなかにも、さまざまな心が同居しています。

二流の人の心は、安定していません。まわりで起こることや他人の言葉に影響されて、心がコロコロと回転し、状況が変わるたびにいろいろな心が表面に出てきてしまいます。

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一方、一流の人の心は常に安定しています。まわりで何が起ころうが、自分がどんな状況に立たされようが、いつも同じ調子で物事を考え人と接します。だから信頼を得ることができるのです。

これは、もともと備わっている才能のようなものではなく、努力によって身についたものです。

一流の人は、本を読んだり、物事を前向きに考える努力をしたりすることによって、自分の心を鍛え、常に「いい心」を前面に出せるように意識を向けているのです。

心は磨けば磨くほど、回転することが少なくなります。

だから、一流の人はいつも前向きで安定しているように見えるのです。

永松 茂久 人財育成JAPAN代表取締役

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ながまつ しげひさ / Shigehisa Nagamatsu

大分県中津市生まれ。講演の累積動員数は延べ60万人にのぼる。3坪のたこ焼き屋からスタートし、現在は作家として活躍。自身の執筆だけではなく、次世代の著者育成、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家でもある。『人は話し方が9割』『人は聞き方が9割』『リーダーは話し方が9割』『喜ばれる人になりなさい』(すばる舎)など著書多数。

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